買うのはちょっと待った!ReonPocketのメリット、デメリット

ReonPocket 娯楽・趣味・ガジェット

100回使用の感想をお届け!

2019年夏、日本中の暑がりが待っていたような商品がクラウドファンディングに登場しました。「~着るクーラー~ReonPocket」ハンディ扇風機や空調服が注目を浴びている中、明らかに異なる機構で涼を得るガジェットとして注目されました。クラウドファンディングで先行ゲット組としての使用感をお伝えします!!

ReonPocketの総評

正直に言います。

微妙です。

この商品に魅力を感じる多くの方が暑がりな方だと思います。私自身もそうです。これでどこか出かけるたびに汗を拭かなくてすむ、カフェや図書館でも快適に過ごせる!と、期待をしていました。そう、実際に使うまでは。

ここが微妙だよ!ReonPocketのデメリット

微妙なポイントは3つ!!

涼しいというほどでもない
インナーの着心地が悪い
冷感部分がずれる

確かに冷たいんですよ。冷たい飲み物を肌に当てたような感覚というのもよく分かります。手に持つこともなく、はたから見るとわからないデザインは今までになくとってもよい発想だったと思います。ただ、、、これを涼しいといえるのか?3段階で強弱付けられますが、実際に使ってる場面で3段階の違いは全く感じられません。これで「着るクーラー」とまで言えるのか?が、正直な感想です。
どうしても専用インナーが必要なのですが、これがまた着心地が悪い!背中にReonPocketを装着するためのポケットが服の内側にあるのですが、素材が固くチクチクして鬱陶しいです。ReonPocketの重さに負けてどんどん服が後ろにずり下がります。肩や脇周りを締め付けられ、気持ち悪さが時間が経つたびに増していく。後ろにずり下がるので、着てすぐはちょうど冷感部分が当たるのですが、途中で肌と離れて宙に浮いてしまったり。装着るためだけを考えていたのか、着心地が悪いという服として本末転倒な作りです。

ReonPocketはなぜ酷評されているのか

ここまで到底おススメできるものではないように、デメリットを挙げてきました。なぜそこまで言うのか?それは

期待値が大きすぎた

クラウドファンディング登場時、支援額の昇り方が尋常じゃなかったのが何よりの期待値の大きさを物語っていたと思います。
筆者(テンジム)は夏が一番好きな季節です。でも、それはプライベートで楽しめる場の話で、仕事やパブリックな場のように好きに涼が取れない環境は大嫌いです。汗拭きシートはもちろん、デスクワーク用にUSB扇風機を置いて対策をしきてましたが満足には至らず。座布団に仕込むタイプの扇風機や首元を冷やすペルチェ素子製品を試してみようかと思っても物が大きく目立つ。それに、通勤時の暑さをしのぐものは皆無で、少しでも人が少ない状況で出社して暑さ対策をしてきていました。
その状況で、風ではなく物自体が冷える、見た目は小さくはたから見ても分からない。謳い文句は「着るクーラー」。そして、どちらかと言うとキワモノ感が否めない商品だけど、作るのは大正義ソニー。勝手に期待値が上がる条件が揃っていたんですね。結果として届いたものは、「着るクーラー」と言うには貧弱な機械に、着心地の悪いTシャツ。こんなはずじゃなかったのにそう感じた人が少なからずいた、テンジム自身はそう思いました。

活かせる場面!ReonPocketのメリット

あと少し…の補助ならベスト
スマホがなくても起動が出来る
温めがめちゃ強力!

大きすぎる期待がなければいい面も見えてきます。ある程度空調が効いた部屋で「あと少し温度下がらないかな~」と思った時にベストな効き具合です。また、手元にスマホがなくても事前に設定をしたモードで起動できるのも使い勝手の面でよいです。電池の持ちは通勤と休憩時間に使う程度なら問題なく持ちます。そして、温め機能がびっくりするぐらい強力です。正直熱いです。たぶん、冬場の方が出番は多い気がします。あと、スマホ側にたまに出てくるチップスが便利で、知らなかった機能を教えてくれるので助かります。

まとめ

まだまだ改善余地があると思いますので、まだ待ってもいいんじゃないと思います。特にインナーは。気になってる人がいたら、テンジムは「急いで買う必要はないかな?」と伝えます。もし、インナーが改良されたら「買ってもいいんじゃない?」になりますね。期待していただけに残念だったのですが、発想はとってもいいと思っています。体の他の部分に装着できたら、また違うのかなと思ったり。

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